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04.07.18:22 [PR] |
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09.01.01:03 経済主義とアナロジー |
前々から薄々気づいていたことをちょこっと。
______________________________________
最近、Podcastで英語ばかり聞いている。起きてる時間の半分以上は英語だと思えるほどだ
実は大学入ってから英語漬けになるのはこれで2回目。
大学2年の終わりごろにTOEICの本で堅苦しい英会話を聞いていた。
これがまた、最悪だったんだ。
Reading、Writing、Listeningと分け、
どこが苦手か分析し、文法も細かく分け、
それはまるで、英語を「分析」していたんだ
もしかすると、ある人にはこの方法がばっちりなのかもしれない
つまり、「方法」に「悪」の原因はない。
俺に原因があったんだ。
計画して、分析して、
「はい、じゃああとやるだけね」
それでできる人は困らないが、俺はそこまでシビアではなかった
むしろ怠惰だったんだ。
結局、成人男性が立てた緻密な計画はとん挫し、
俺の第一回の英会話勉強はおわった(オワタ)
そんなことを思い出しながら、今日、JR横浜線の窓の外を見ながら
ふとあるニュースと知識が繋がったのでブログに書くことにした
_________________
最近こんなニュースが目立つ。
―――世界経済の影響を受け、円高・株安が進行―――
「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」なんて言葉も少し前に流行ったが、
おそらく今回の円高も米国経済の低迷からドルが嫌われ、
円高打撃で輸出型企業の株価が株安に下方圧力をかけているのだろう
一方、今日なにげに日本上向いてるじゃん的なニュースもある。
鉱工業生産がプラス―
鉱工業生産とは車の部品とかね。これが上向けば、車とかが売れてる証拠なわけ。
さて、本題はこんな世間話ではない。
ケイジアンと新古典派
これらの言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは経済学での学派のことだ、主張する理論の立場のこと
ちなみにIMF(International Monetary Fund,国際通貨基金)という世界の銀行みたいなところは
新古典派経済学に従う傾向がある
・麻生さんや小渕さんなんかはケイジアン気味
・小泉純一郎や竹中さんは新古典派
ちなみにリーマンショックまで世界の主流は新古典派だったが、
どうやら失敗したようなのでケインズ経済学が復活してきている(鳩山さんとかね)
上記のニュースも実はこれに関わる。
アメリカの経済が2番底を打ち始めたのは、住宅減税を打ち切ったからであると思われる
つまり、ケイジアンではなく新古典派よりの政策に戻したのだ
ま、それはさておき
基本的な違いは簡単だ。主義の違いである。
●大きな政府、つまり財政政策を重視するのがケイジアン
●小さな政府、つまりマーケットを重視するのが新古典派
不況というのは基本的にお金が無い状況だ
ケイジアン「お金ないなら政府が高速道路とか作って使えばよくね?」
新古典派「政府なんか出る必要なくね?企業同士、自由にやらせとけやぼけかす」
ちゃんとした経済学者のかた怒らないでね
さて、実はまだ本題ではない
ここからがアナロジーだ
計画経済と自由主義経済という対比がよくなされる。
●計画経済は社会・経済を政府が管理し、お金を回す旧ソ連のような系
――政府「コメは年間300万トン作ります」
●自由主義経済は日本やアメリカのように、自由にビジネスをしてる系
――企業「コメくらい自由に作らせろや、ほしい人の分だけ作ったる」
なのだ
完全ではないが、ここでは
・ケイジアンは計画経済寄り
・新古典派は自由主義経済寄り
だと考える
うん
ようやくここまできた。
俺の主張こうだ。
計画経済的に生きる人
自由主義経済的に生きる人
大きくデジタルに分けて2パターンの人間がいると思う
●長期的に、全体を俯瞰して、
計画をみっちり立て、実行に移す派
●とりあえず、随時必要なことを取り入れ、
進めながら、実行していく派
俺は完全に後者に属する。というか得意だ
どちらが良いとか悪いとはたぶんない
ただ向き不向きはあるだろう
まじめで、目標に向かって着々と進める
「夏休みの宿題で焦ったことない」派
は前者だと思う
やろうと思ったことをやり、そのとき必要なことを
効率よく終わらせていく派は後者だ
これは上記の経済主義によく似ている。
■ソ連が崩壊したのは、社会主義というシステムに人民が耐えられなかったからである
同じように計画的に物事進めるモチベーションが保たれない人は崩壊するだろう
俺の英会話のように
■一方、自由主義経済は需要と供給という変数が、その時々刻々と変化する
同じように「必要だ」と思ったときにどんどん取り入れるシステムを持つとモチベーションが保たれる
いまのPodcastのように
最後にだが、
なんとなく、ミクロレベルでは前者が優位なのかと思う
やはり怠惰はダメだ
修行でもして直したいなーとか思いながら、JR八王子駅を降りた(終わり)
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最近、Podcastで英語ばかり聞いている。起きてる時間の半分以上は英語だと思えるほどだ
実は大学入ってから英語漬けになるのはこれで2回目。
大学2年の終わりごろにTOEICの本で堅苦しい英会話を聞いていた。
これがまた、最悪だったんだ。
Reading、Writing、Listeningと分け、
どこが苦手か分析し、文法も細かく分け、
それはまるで、英語を「分析」していたんだ
もしかすると、ある人にはこの方法がばっちりなのかもしれない
つまり、「方法」に「悪」の原因はない。
俺に原因があったんだ。
計画して、分析して、
「はい、じゃああとやるだけね」
それでできる人は困らないが、俺はそこまでシビアではなかった
むしろ怠惰だったんだ。
結局、成人男性が立てた緻密な計画はとん挫し、
俺の第一回の英会話勉強はおわった(オワタ)
そんなことを思い出しながら、今日、JR横浜線の窓の外を見ながら
ふとあるニュースと知識が繋がったのでブログに書くことにした
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最近こんなニュースが目立つ。
―――世界経済の影響を受け、円高・株安が進行―――
「アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひく」なんて言葉も少し前に流行ったが、
おそらく今回の円高も米国経済の低迷からドルが嫌われ、
円高打撃で輸出型企業の株価が株安に下方圧力をかけているのだろう
一方、今日なにげに日本上向いてるじゃん的なニュースもある。
鉱工業生産がプラス―
鉱工業生産とは車の部品とかね。これが上向けば、車とかが売れてる証拠なわけ。
さて、本題はこんな世間話ではない。
ケイジアンと新古典派
これらの言葉を聞いたことがあるだろうか。
これは経済学での学派のことだ、主張する理論の立場のこと
ちなみにIMF(International Monetary Fund,国際通貨基金)という世界の銀行みたいなところは
新古典派経済学に従う傾向がある
・麻生さんや小渕さんなんかはケイジアン気味
・小泉純一郎や竹中さんは新古典派
ちなみにリーマンショックまで世界の主流は新古典派だったが、
どうやら失敗したようなのでケインズ経済学が復活してきている(鳩山さんとかね)
上記のニュースも実はこれに関わる。
アメリカの経済が2番底を打ち始めたのは、住宅減税を打ち切ったからであると思われる
つまり、ケイジアンではなく新古典派よりの政策に戻したのだ
ま、それはさておき
基本的な違いは簡単だ。主義の違いである。
●大きな政府、つまり財政政策を重視するのがケイジアン
●小さな政府、つまりマーケットを重視するのが新古典派
不況というのは基本的にお金が無い状況だ
ケイジアン「お金ないなら政府が高速道路とか作って使えばよくね?」
新古典派「政府なんか出る必要なくね?企業同士、自由にやらせとけやぼけかす」
ちゃんとした経済学者のかた怒らないでね
さて、実はまだ本題ではない
ここからがアナロジーだ
計画経済と自由主義経済という対比がよくなされる。
●計画経済は社会・経済を政府が管理し、お金を回す旧ソ連のような系
――政府「コメは年間300万トン作ります」
●自由主義経済は日本やアメリカのように、自由にビジネスをしてる系
――企業「コメくらい自由に作らせろや、ほしい人の分だけ作ったる」
なのだ
完全ではないが、ここでは
・ケイジアンは計画経済寄り
・新古典派は自由主義経済寄り
だと考える
うん
ようやくここまできた。
俺の主張こうだ。
計画経済的に生きる人
自由主義経済的に生きる人
大きくデジタルに分けて2パターンの人間がいると思う
●長期的に、全体を俯瞰して、
計画をみっちり立て、実行に移す派
●とりあえず、随時必要なことを取り入れ、
進めながら、実行していく派
俺は完全に後者に属する。というか得意だ
どちらが良いとか悪いとはたぶんない
ただ向き不向きはあるだろう
まじめで、目標に向かって着々と進める
「夏休みの宿題で焦ったことない」派
は前者だと思う
やろうと思ったことをやり、そのとき必要なことを
効率よく終わらせていく派は後者だ
これは上記の経済主義によく似ている。
■ソ連が崩壊したのは、社会主義というシステムに人民が耐えられなかったからである
同じように計画的に物事進めるモチベーションが保たれない人は崩壊するだろう
俺の英会話のように
■一方、自由主義経済は需要と供給という変数が、その時々刻々と変化する
同じように「必要だ」と思ったときにどんどん取り入れるシステムを持つとモチベーションが保たれる
いまのPodcastのように
最後にだが、
なんとなく、ミクロレベルでは前者が優位なのかと思う
やはり怠惰はダメだ
修行でもして直したいなーとか思いながら、JR八王子駅を降りた(終わり)
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