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04.18.21:26

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  • 04/18/21:26

09.29.01:59

資本主義経済という茶番からの模倣

「生きるとは呼吸することではない。行動することだ。」

ジャン=ジャック・ルソー(18世紀、哲学者)


ひとつ例え話を。

小学生を100名集める
教師がおもちゃを100個程度用意し、ガキどもにばら撒く
取り合いになるだろう

そのうち権力者(ジャイアン)が現われ、10個も20個も奪い去る
それは、おもちゃにありつけない小学生がいることを示唆する

権力者がスマートであれば、
その格差を利用して、商売を始める

つまり、おもちゃを餌に
おもちゃにありつけない小学生をパシリとして利用する

しかし、このような状況を教師は嫌う

教師は考える
そして、
どうにかして、その格差を埋めようとする
権力者のおもちゃをパシリに分け与えるのである

しかし、その格差はなくならない

格差をなくそうと職員会議を開き、
格差をなくせそうな職員を選挙で決める


しかし、その格差はなくならない


一般に人間は、「行動」する
この例え話においても、
もしガキ共が、おもちゃに興味もクソもなければ
格差問題など生じないはずだ

おもちゃという「価値のあるもの」を
取り合いさせるのが問題なのである

これらは資本主義の縮図だ


「おもちゃ」はマネーを
「小学生」は国民
「権力者」は資本家
「パシリ」は労働者
「教師」は政府
「分け与え」は税金

を表す

日本では、そのほとんどが「パシリ」である

つまり
「労働」を「資本家」に供与することで「マネー」を得る作業を繰り返す

実際の規模はこの例の10万倍である(つまり1億人)
しかも、
小学生は皆、合理的にそして、がむしゃらに「おもちゃ」を追いかける


僕の主張は、資本主義経済をやめた方がいいということではない
そして、計画経済を推し進めようとしているのでもない


僕が言いたいのは、
「我々が生きているのは茶番劇内である」という認識の重要性である
資本主義を採用した時点で、格差は否応なしに生じてしまうのである

確かに、少しでも格差を縮める努力は重要かもしれない
また税金は、財源という意味でも重要だ
単純な経済下ではビルト・イン・スタビライザーとしても力を発揮する

しかし、それでも尚、格差は存在する
そしてそれは完全に無くなるまで議論されるであろう

幸か不幸か
資本主義では
金持ちはより金持ちに
貧乏はより貧乏に

なる傾向が強い

前置きが長くなったが、
資本主義はアナロジーのためだ

僕の一番の主張は「行動」だ
「行動する者」はより行動し
「行動しない者」はより行動しない

至極当然だが、
「行動」自体が肝要であるというケースは少ない

それよりも「行動」から得るものが大きいのだ

行動は人の視野を広げる
行動は人の感性を磨く
行動は人の感情を豊かにする
行動は人を幸せにする
だから行動をしましょ・・・
こんなカルト宗教的なことを言うつもりは毛頭ない

行動すれば嫌なことだってたくさんある
旅行行って死ぬことを想像すれば
容易に行動のリスクを把握できるであろう

しかし、
「行動しないより行動した方がいいんじゃね?」
ということである

なぜなら、多くの人が人生が楽しくなる可能性が高いからである

少なくとも僕は

だから
僕は今こそ新しいことを求める
そう、行動である


生きることはお金を追いかけることではない。行動することだ。

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