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METHYL ORANGE

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05.17.14:18

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  • 05/17/14:18

02.14.02:35

怠惰

 授業に遅刻しそうになる

すると、僕の頭脳にまず浮かぶのは
「いかに、整合性のとれた言い訳を考えることができるか」
である

これは「授業の遅刻」だけではない

結果的に、これらの言い訳を
使うか使わないかは別にして
僕自身、この反射的な脳の動きを
毛嫌いしている

おそらく、これは僕だけではないであろう


「平気でうそをつく人たち」
という本を読んだ

著者は本編で、
邪悪な人=他人を犠牲にしてまでも自己正当化する人
としている

邪悪な人は定常的に「うそ」をつくのである

この本の恐ろしいところは
邪悪性のある人として、
・凶悪犯になるような人
・戦争を先導する人・・・etc
だけでなく
「身近にいる人間」を例に
考察を進めているところである

実際に、著者は
「邪悪な人」は身近にこそいる
いわゆる「社会的に健全な人間」
である
という


そして、
もう一冊
「考える技術」(大前研一)

論理的に考えることの重要性を
主張する


この2冊を挙げたのは
両者に1つの共通点を見出だしたからである

それは、つまり
「怠惰」
である

前者では、「自己研鑽の怠惰」
つまり、「自分が間違っているのではないのか」という確認を
怠っている人間を「悪」の1つとしている

後者では、「考えることの怠惰」
つまり、ビジネスマンたるもの「知的に怠惰になること」は
淘汰されることを意味する
逆に知的に努力(=論理的思考力を発揮)できるものは
成功できると説く


さて、僕はというと
某外資系コンサルティングファームから
お祈りメールを貰い、

就職活動から身を引きたいぐらい
投資ファンド会社の長期インターンシップに興味を持っている

「人生の95%は運命」
この言葉の95という数字は特に意味がない
それよりも、人生には
外部に依存してしまう出来事がほとんどを占める
ということが大事である

よく「就職活動は人生の分岐点である」
というような表現がされるときがある

僕は、この言葉に違和感を覚える

僕の人生は「就職活動」で決まる
「普段の生活」が僕の人生を決めるように

ということである

つまり、日常が人生を左右させているということである

-明日たまたま行く会社説明会で、フィアンセを見つけるかもしれないし
-明後日たまたま行く東京駅で、僕を殺す人に会うかもしれない

それらは、外部に依存した95%である


だからといって怠惰になる必要はない
残りの5%を努力すれば、
人生の舵を切ることができるのである

僕の人生どうなるかわからない
ただし、それは就職活動から逃げるということではない
あと数カ月、努力だけすることにするよ

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